本館13F
天ぷら
新宿つな八
大正時代から引き継がれる、
ふんわりサクサクの天ぷら
老舗の味を、一人でふらりと訪れても気負わずゆったり、しかも“お値打ち”で食べられるのが「新宿つな八」の魅力です。創業以来、最高の天ぷらを日々提供し続けるための徹底したこだわりを、新宿高島屋店の調理長に伺いました。
HISTORY
新宿つな八の歴史
新宿で創業し全国に展開、
日本を代表する天ぷらチェーンに
「新宿つな八」(以下『つな八』)は大正13年(1924年)、新宿区の角筈(つのはず/現在の西新宿〜新宿3丁目付近の旧地名)で、初代の志村久蔵氏が天ぷら専門店「つなはち」を開業。以来、約100年に渡り営業を続けている老舗企業です。現在は初代の孫にあたる3代目の志村久弥氏が陣頭を取り、創業時と同じ場所に立つ総本店以下、新宿に7店、東京、大阪、京都、北海道など9都道府県で展開。日本を代表する天ぷらの一大チェーン店となりました。
初代の志は「常に最高の天ぷらをお値打ちに、真心を添えて提供する」。これを現在でもアルバイトを含めたスタッフ全員で共有し、天ぷらの素材選びや油の取り扱い方、そして日々のサービスまで、徹底したこだわりを貫いています。
天ぷらをワインで
ゆっくり楽しんで
新宿高島屋店は、タカシマヤタイムズスクエアの1996年のオープンと同時に開業。さっと食べられる「天丼」が評判で、カジュアルなイメージが強い時代もあったようですが、昼夜ともに天ぷらをコースで、ゆったり楽しめる店へと転換。現在のスタイルは、女性を中心にビジネスマンや家族連れにも好評です。近隣で働く女性会社員からベビーカーを伴った若いママ層、お買い物帰りのミセスまで、お客様の7割を女性が占めるのが同店の特徴。一人での来店はもちろん、天ぷらをつまみながらゆっくりボトルワインを楽しむ女性二人連れなどもいるそう。
PROFESSIONAL
こだわり
常に最高の天ぷらを、
お値打ち価格で
つな八の信条は「おいしさに真心をそえて」。入れたて、さきたて、むきたて、揚げたて、店構えや使われる食材はすべて高級天ぷら店の品質を守りながらも、おもてなしの心をそえたお値打ち感を怠らないよう心掛けています。
つな八オリジナル天ぷらも複数ご用意しており、カウンター席も備えた都心駅近の天ぷら専門店です。
天ぷら作りのすべてに完璧を追求、
決め手は油
そして価格は抑えながらも、日本を代表する老舗の天ぷら店として素材選び、衣の仕上げ方、揚げ油などすべてに完璧を追求しています。「天ぷらの素材は何よりも鮮度から」という創業時からの信条に従って、海産物は長い付き合いのある豊洲市場の仲卸業者からアナゴやエビ、イカを日々仕入れ、野菜は信頼する山形の農家から産直で取り寄せています。お米も山形産で「はえぬき」を使用。適度な歯応えがあり粒の立ったご飯が、天ぷらのカラッとさくさくの食感やつゆとの相性も抜群とのこと。
そして天ぷらの味を最終的に決定するのは揚げ油。つな八では、天ぷら店としては贅沢ながら、創業時からずっと太白ごま油を100%使用。それも単一のごま油を使うのではなく、ごまの絞り方や焙煎度合いによって微妙に異なる油をブレンドしています。その配合レシピは定期的に変更され、社内でも数名しか知らない企業秘密ですが、ごま油の深い香り、コクとともにつな八独自の味わいを楽しめるのが特徴です。
SHOP INFO店舗情報
天ぷら 新宿つな八
※2020年11月時点の情報です。