本館 13F
すし
築地玉寿司
お一人でも、ファミリーでも。
本格寿司をカジュアルに楽しめる
築地で誕生し、90年以上暖簾を守りながら、多店化にも成功している「築地玉寿司」。手巻き寿司の元祖と言われる「末広手巻」や、職人技が活きた「づけまぐろ」「ふんわり煮あなご」などの名物メニューが愛されています。職人との会話を楽しみながら、カウンターで気軽に本格寿司を味わえる同店の魅力を深堀りします。
HISTORY
築地玉寿司の歴史
築地で創業し90余年。
寿司文化を世界へ発信する
「築地玉寿司」の創業は、1924（大正13）年。東京大空襲により戦後の焼け野原から立ち上がり玉寿司の再建に命を懸けた2代目女性店主「こと」は、日本初の女性寿司職人としても知られています。彼女から暖簾を引き継いだ3代目は、高度成長期に多店化に着手し、現在、寿司業態だけで5ブランド・30店舗以上を展開しています。
新宿高島屋店は1996（平成8）年にオープンし、職人が握る寿司を食べ放題で楽しめるスタイルで行列ができる人気店に。長年食べ放題業態を続けてきましたが、2014年に内装とメニューをリニューアルし、ゆったりとお食事を楽しんでいただくスタイルに生まれ変わりました。メニュー面では、寿司店ならではの一品料理や、握りのセットメニューを充実。客席は、寿司店の醍醐味を味わえるカウンター席に加え、壁一面を桜の花が彩る和モダンなテーブル席、プライベート感のあるボックス席などを揃え、お客様の多彩なニーズに応えています。
元祖「手巻き寿司」が常時50種類以上
「築地玉寿司」は、日本で初めて手巻き寿司を考案した寿司店でもあります。1971（昭和46）年、銀座に出店するにあたり、「銀座を訪れる若い人に、気軽に寿司を楽しんでもらいたい」との思いから開発したのが、手巻きスタイルで提供する「末広手巻」です。新宿高島屋店では、人気の「とろたく巻」や「ねぎとさば巻」、「うにといくら巻」などバラエティに富んだ手巻き寿司を用意しており、幅広い世代のお客様に好評です。
PROFESSIONAL
こだわり
自社の独自プログラムで
技と心を鍛え上げた職人を育成
最高の素材を活かすのは、職人の手仕事。「築地玉寿司」を支えるのは、職人たちにあるといっても過言ではありません。同店では、江戸前寿司の継承と未来を担う寿司職人の育成を目的に、2017年に「玉寿司大学」を設立。独自の教育プログラムによって、本来3年かかる修業を3ヵ月間半で習得し、技術力・接客力・人間力をトータルで磨く仕組みを整えました。職人たちは単に寿司を握るだけではなく、カウンター越しに目の前のお客様の雰囲気や要望を察し、リラックスして食事をしていただくために心を尽くしておもてなしいたします。初めてのお客様も、ぜひカウンターで職人との交流を楽しんでください。
魚介は最高の状態で、お客様のもとへ
良質な魚介類を仕入れることは、寿司店の使命。創業以来、付き合いのある築地や豊洲の仲卸を通して仕入れる魚介類は、店舗での仕込みや保存も徹底し、つねに最高の状態でお客様にお出しできるようにしています。例えば、寿司店の顔ともいえるマグロは、国産の本マグロをはじめその時季にもっとも旬なマグロを目利きが厳選。適正な熟成をほどこし、香り、酸味、甘みを最大限に引き出しています。新鮮な魚介に合わせるのは、人肌の温度を保った赤酢のシャリ。米粒がピンとしてつやがあり、口のなかではらりとほどけます。
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SHOP INFO店舗情報
すし 築地玉寿司
※2021年6月時点の情報です。