本館 14F
上海料理

維新號 點心茶室

創業100余年の老舗が手掛ける
本格中国料理と種類豊富な点心

本館 14F上海料理

維新號 點心茶室

SCROLL INTRODUCTION

名物は、「フカヒレの姿煮」。
王道の料理と点心を絶景の空間で

東京・赤坂に本店を構える「維新號」の本格的な中国料理と、種類豊富な手づくりの点心をカジュアルに楽しめる「維新號 點心茶室」。数日間かけて仕込む名物のフカヒレの姿煮をはじめ、手間をかけた料理の数々を眺望に恵まれた高級感溢れる空間でお楽しみいただけます。

HISTORY

維新號 點心茶室の歴史

明治時代に郷土料理店として創業し、
大正以降、高級中国料理店へ転換

「維新號」のルーツは1887年頃、創業者の鄭余生氏が中国・浙江省寧波より来日したことに由来します。横浜の羅紗専門店で働いていた鄭氏は、1899年、外国人の内地雑居が可能になったことをきっかけに、東京・神田地区の神田今川小路にて清国(中国)の留学生を相手に簡単な郷土料理店を始めました。祖国の味を求める人々で店は大いに繁盛し、周恩来や蒋介石、魯迅といった歴史的人物も足を運んでいたといいます。その後、大正中期には、日本人に向けた中国料理店へとシフトチェンジ。財閥の出張宴席や政財界の顧客を多く抱え、名物の「フカヒレの姿煮」もこの頃誕生しました。

戦後、高級肉まんが大ヒット。
テイクアウトやカジュアル業態も展開

戦後、1947年に銀座へ移転し、定食屋として再出発を果たします。80円程度の定食を売りにしておりはじめは鳴かず飛ばずでしたが、名物料理として開発したおまんじゅう(肉まん)が大ヒット。サラリーマンの月給が2500円だった当時、1個50円という高級品として売り出したところ、干し貝柱を入れた贅沢な味わいが受け、1日300~1000個を売る看板商品として成長していきました。現在は都内の百貨店を中心に、テイクアウト専門店も多数展開しています。
その後、1976年に赤坂店を開業。高級業態であった同店は、場所柄、皇室や政財界の方々に重宝され、同ブランドの旗艦店として今日まで愛されています。1994年には、玉川高島屋にカジュアル業態の「點心茶室」をオープン。「維新號」の本格料理と点心を手軽に楽しめると評判を得て、その後も店舗を増やしています。

PROFESSIONAL

こだわり

こだわりの白湯スープで煮込む
濃厚な旨味のフカヒレ姿煮

「維新號」の看板料理といえば、大正時代から続くフカヒレの姿煮。当時は廃棄されていたフカ(サメ)のヒレを、千葉の銚子港まで仕入れにいったそうです。現在は、厳選したヨシキリザメのフカヒレを数日間かけてゆっくりと戻しています。煮込む際に使うのは、自慢の白湯スープ。濃厚な旨味のスープを、絶妙なとろみ加減でまとわせます。新宿店ではこうした煮込み料理にとくに力を入れており、フカヒレ以外にもスッポンやナマコなどの本格的な煮込み料理も揃えています。

創業者ゆかりの寧波料理をはじめ
中国全土のバラエティ豊かな料理

創業者・鄭氏の故郷、浙江省寧波は上海の南に位置し、海産物をはじめ豊かな食材に恵まれていることから素材の味を活かした料理が多いのが特徴。また、近郊の上海料理の特徴を色濃く残すものも多く見られます。「維新號」でもこうした料理を取り入れており、スッポンを醤油や砂糖で煮込んだ「スッポンの醤煮込み」は、寧波の代表的な料理のひとつ。その他「維新號」では、手づくりにこだわった点心や、店内で仕上げる北京ダックなど、中国各地の料理を揃えており、グランドメニューは実に100品以上。選ぶ楽しみを感じながら、様々な味わいを体験できるのが魅力です。

SHOP INFO店舗情報

上海料理 維新號 點心茶室

フロア
本館 14F
電話番号
03-5944-0650
店舗詳細ページ
https://www.restaurants-park.jp/restaurant/?id=525

※2024年1月時点の情報です。

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