本館12F
点心
鼎泰豐(ディンタイフォン)
お店で作りたての小籠包を
洗練された空間で楽しむ
本店のある台湾を中心に、世界中で愛されている「鼎泰豐」。看板商品の小籠包は、薄皮に旨味たっぷりの具と肉汁が包まれており、多彩な具材のバリエーションも魅力です。評判の理由は、手づくりにこだわり、徹底した品質管理によって本場の味や雰囲気を忠実に再現している点にありました。
HISTORY
鼎泰豐の歴史
世界に羽ばたく
「鼎泰豐」の海外1号店
小籠包を看板商品に、世界に180店舗以上(※2021年2月現在)を展開する「鼎泰豐」。1958年、台湾台北市で食用油を取り扱う油問屋として創業し、1972年より小籠包などの点心料理の販売を始めました。新宿店は、その海外1号店として、1996年にオープンしました。当時、台湾にいた高島屋の駐在員が本場の味に惚れ込み、熱心なオファーにより出店が実現したといいます。台湾の雰囲気を再現した店舗は、天井が高く開放感溢れる雰囲気。日本国内の店舗で唯一、テラス席があるのも魅力です。また、小籠包をはじめとする点心は、ガラス張りの厨房で仕込んでいる様子を外の通路からも見ることができ、五感で楽しめるテーマパークのような造りとなっています。
厳格な商品管理で、
美味しさを担保する
看板商品の小籠包は、いつも同じ味をお客様に提供できるように厳格にレシピが管理されており、厨房では0.1g単位の量りを用いて調理を行ない、品質の安定化を図っています。加えて、「つくりたての美味しさ」にも徹底してこだわっており、生地は練り終わって1時間以内、具を包んで成形してから40分以内に提供することが決まっています。小籠包に限らずすべてのメニューは、台湾から年に1~2回訪れる巡回指導員が厳格にチェックするのも、オープンしてからのしきたりです。こうした厳しい規定があるからこそ、高いクオリティで本場の味が守られているのです。
PROFESSIONAL
こだわり
職人技による極薄の生地×
具材の旨みの黄金比率
「鼎泰豐」の小籠包の最大の特徴は、中の具が透けて見えるほどの薄い生地にあります。生地は直径6.5cm、重量5.0gという基準があり、具を包む時にできるひだの数も18と定められているといいます。オーソドックスな豚肉の小籠包の場合、1枚の生地に対して具は16g。このバランスが、ひと口で最も美味しく味わえる黄金比率なのだそうです。美しく整った形状をまずは目で楽しみ、レンゲにのせてそっと口へ運べば、生地に閉じ込められた旨味たっぷりのスープが口中を満たし、幸せな余韻が広がります。
日本人の好みに合わせた
メニュー展開
「鼎泰豐」は、台湾のメニューを基本としながら、世界各国の店舗でそれぞれの国にあったメニューも柔軟に取り入れており、新宿店には日本オリジナルのメニューも数多くあります。その代表例が、パリパリの羽根つきで焼き上げる『えびと豚肉入り焼き餃子』。台湾には焼き餃子の文化はありませんが、日本では根強い人気があることから導入され、現在は日本から逆輸入の形で台湾の店舗でも出すようになりました。単品メニューは約80品あり、どれにしようかあれこれ悩むのも楽しみの一つとなっています。
SHOP INFO店舗情報
※2021年2月時点の情報です。