ビールにもライスにも!
ふんわりトロトロ、蟹のカレー。
ディナータイムでのみ食べられるサイアムセラドンのココグル、「ソフトシェルクラブのふんわり玉子カレー炒め」は、辛酸甘鹹(かん)で織り成すタイ料理の有名どころ。タイでの滞在経験を持つ影山店長によると、現地では「プーニム パッポンカリー」と呼ばれ、屋台でもレストランでも人気メニューの一つなのだとか。
さて、細切りの赤や緑のピーマンが目にも鮮やかなココグルへとスプーンを入れれば、すぐに大ぶりのソフトシェルクラブに突き当たります。タイ人シェフが腕を振るうこちらでは、玉子に牛乳を加えるなど、レア過ぎず固まり過ぎずのふわトロ食感が絶妙。口に運べば、軽く粉をして一度揚げた蟹にソースがトローッと絡み、甘い香りを口いっぱいに広げます。カレーの風味がフゥーッと鼻を抜けた後には辛さではなく玉ねぎやセロリの香味が残り、ハーブを多用するタイ料理の爽やかさを伝えるのです。
うま味が詰まった殻ごと、しかも、ソフトシェルクラブとあって食べやすく、とくに女性に好評。タイビールのつまみにも、ジャスミンライスをプラスしてカレーライスにするのもどちらもイケる、懐深い一品です。
ソフトシェルクラブをスプーンで持ち上げて蟹の赤みとカレーソースの黄色、付合せのフリルレタスの緑を対照的に押さえると、南国タイの雰囲気も出せますよ!
新宿高島屋タイムズスクエア|レストランズパーク 12F
ショップページを見る サイアムセラドン
2018年7月20日更新
料理の価格・内容は、上記更新日時点のものとなります。